【活動報告】令和4年度10月公開事業 テクノロジーが切り拓く未来社会~変わりゆく時代、私たちは何をするべきか

令和4年10月3日(月)、吹田市文化会館メイシアター大ホールを会場に、公開事業を開催し、一般市民670名、来賓10名、当会シニア会員40名、現役会員80名と総勢約800名の方々にご参加頂きました。

事業では、「テクノロジーが切り拓く未来社会~変わりゆく時代、私たちは何をするべきか」と題し、第1部ではメディアアーティストの落合陽一氏による講演、第2部では吹田市長・後藤圭二氏と当青年部の佐賀健太郎会長とのディスカッションを行いました。

落合陽一氏は、筑波大学図書館情報メディア系准教授として研究に取り組みつつ、大学発の技術を社会実装する会社を起業、また報道番組のコメンテーターとして出演されるなど多方面で活用しておられます。近年では2025年大阪・関西万博のプロデューサーにも就任し、益々大きな注目を集めています。

同氏は、スマホの生産台数などを事例に世界の急速なテクノロジーの進化を説明。自身の研究成果である透明ディスプレイに双方向から字幕を表示することで、耳が不自由な方ともお互いの表情を確認しながら、意思疎通ができる技術などを紹介してくださいました。

その上で「技術も多様で、人間も多様。最適化できる組み合わせを見つけていくことが重要で、そのためには情報のオープンソース化が必要」と力説されました。個々人の健康データ(PHR)を一例に上げられましたが、北大阪健康医療都市(健都)を中心に、健康寿命の延伸を図る吹田市のまちづくりにも欠かせない要素だと感じました。

また、デジタル化の進捗により、「困っている人」を一人ずつ見つけることができるようになり、万博のテーマである「いのち輝く未来社会」を実現できるとも語っていただきました。

第二部のディスカッションでは、後藤市長から、吹田市におけるテクロノジーの先進事例として、児童・生徒に一人一台配備されたタブレット端末を使用してのストレスチェックの現状と今後のさらなる発展の可能性について紹介していただきました。また、佐賀会長からは地域のDX推進のため、吹田YEGとしてリテラシーの向上にかける意気込みを披露させていただきました。

多くの参加者の皆様からもご好評をいただき、実りの多い公開事業となりました。

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